英語が話せなくて悔しい!と 挫折しないために今すぐやめてほしい習慣5つ

こんにちは。英会話コーチのニックです。

あなたは英語が話せなくて悔しい思いをしたことがあるんですね?そのワードを検索しちゃうほどですから、よっぽど悔しい思いをしたのですね。でも大丈夫。そんなに悔しい気持ちがあるなら、必ず英語が話せるようになります!どうしたら英会話は上達できるのか、生徒さんから1番多く受ける質問です。

僕は、長い間、日本人に英語を教えてきました。日本にも住んだことがあるので、日本人の習慣、英語に対する思考の傾向や、勉強法、行動パターンなどを熟知しています。こんな立場だから、何が英会話上達の妨げになっているかもよく見えるのです。そこで、英語が話せなくて悔しいと思った時、挫折しないために今すぐやめてほしい習慣5つを紹介します。


英語が話せなくて悔しいと思った時、挫折しないために今すぐやめてほしい習慣5つ

-ラクして英語を習得しようとするのはやめる

-完璧を目指すのはやめる

-カタカナ語が英語だと思うのはやめる

-日本の文化や習慣をそのまま英語にしようとするのはやめる

-'I can't speak English'と言うのは、もうやめる!

1 ラクして英語を習得しようとするのはやめる

英語を第二言語として学ぶ以上、努力なしでは上達はない!

「聞くだけで」とか「30日間で」とか、無理です。
何度も繰り返し練習してこそ、身になるのです。

まずは、この神話を信じるのをやめてください。

あなたがどうやって日本語を習得してきたかを考えて下さい。
あなたは誕生してから、意思疎通が出来るほどの会話が話せるようになるまで、たくさんの言葉のシャワーをあび続けていました。この間、あなたは話せなくても周りの人間が言っている内容は理解していました。たくさんの言葉やフレーズを脳に蓄積していたのです。
そして脳が十分発達し、それらの単語と対象となる物がつながった時、言葉としてあなたの口から出てくるようになった。その期間は少なくとも1〜4年はかかっているはずです。
その後もこのプロセスは、読み書きのスキルも追加されながら続いています。

言語を話せるようになるということは、簡単ではなく努力と継続が必要なことを覚えておいて下さい。
 

英会話上達をスピードアップする方法はある

英会話の上達には、繰り返し練習が必要だと言いましたが、何回繰り返せばいいのか、それは人それぞれです。
しかし、どのようなペースであるにしろ、上達をスピードアップさせることは出来ます。

それは、覚えやすく工夫をするということです。

人間は何かを記憶する過程で、他の何かと関連づけられた記憶は留まりやすく、時間が経過した後もその記憶は呼び起こされやすいということを、あなたも聞いたことがあると思います。
人間の脳は、情報だけを覚えることは出来ず、情報処理の段階を通らなければなりません。
この段階で他にも色々な情報(特に自分の感情)があった方が、脳内ファイルに永久保存されやすくなるのです。
つまり、きちんと整理、保存されていれば、次にその情報が必要な時、取り出しやすくなるということです。

教材の文法や、単語を丸暗記しようと、ただ繰り返し読んだり、書いたりして、なかなか覚えられないことが、自分が間違えて恥をかいたことだと、いつまでも覚えていたりしませんか?

 

2 完璧を目指すのはやめる

あなたは、日本滞在中の外国人に完璧な日本語を求めますか?
逆にカタコトでも、堂々と積極的に話しかけられたら「すごく話せる人」という印象を持ちませんか? 
そして相手が言っていることを、もっと理解しようと試みるのではないでしょうか?

多人種国に住む人たちにとって、こういうことは日常茶飯事です。
自分の英語がカタコトだからといって卑下したり遠慮したりしません。むしろ堂々と相手が自分の英語に慣れるのを待つのです。なんで分かんないんだ、と逆切れさえもするでしょう。
 

あなたが英語を話す相手がネイティブとは限らない

海外移住や海外就職は、もはや当たり前の時代になりつつあります。
あなたが英語を話す相手は、たとえ肩書きが企業の重役や大学の教授であっても、完璧な英語を話すとは限らないのです。
 
例えば、英語が母国語で人口が世界第3位のアメリカ。アメリカの人口の4割は移民といわれ、内訳はメキシコ人と中国人が大半を占めています。

世界の人種別人口と移民数を調べると、英語を母国語としない人が英語圏で英語を話したり、多人種国の公用語として英語を話している人のほうが、英語を母国語としている人より多いということがわかっています。
このような多様な人種がいる国へ行ったことがある人は、様々な言語が飛び交っているのを耳にしているはずです。

実際、海外生活を始めたばかりの語学留学生に共通する一番の悩みといえば、

  • 「周りにネイティブがいない」
  • 「ネイティブの友達ができない」

というものです。

あなたが間違った英語を話したとしても気づかないかもしれない。それなのに間違ってたらどうしよう、と無口になってしまうのはどうでしょう?
多少間違っても話は通じるし、ネイティブだって言い間違えることはある。それが生きた会話なのです。

日本人は間違うことを恐れすぎています。恥をかくことを極端に嫌がります。結果、頭の中で文法やらを考えてから発言する。これでは会話のキャッチボールがうまく出来ません。英会話を身につけるには、ドンドン間違え、ジャンジャン恥をかくことです。

思い返してみてください。

今、あなたにしっかり身に付いている英語は、昔どこかで間違えたことがある英語ではないですか?

英会話上達への近道とは、完璧を求めないこと、です。

 

3カタカナ語が英語だと思うのはやめる

日本語にはとても多くの外来語が使われています。あなたもそれらを上手に取り込んで使っているのではないでしょうか。

しかし困ったことに、それらの外来語は使われていくうちに、独特の意味を持ち始め、いずれ元の英語とは全く違う意味のカタカナ語(和製英語)に変化する傾向があります。

さらに困ったことに、あなたはそれらが英語でも同じ意味で通じると思い込んでいる。実際この理由に起源する言い間違いや、勘違いがとても多いです。

例えば飲み物の「ジュース」。日本語では、ソフトドリンクやフルーツドリンクなど、どのような種類の飲み物でも味がついていれば「ジュース」と言います。しかし英語で juice と言えば、搾った果汁のこと。炭酸飲料などをジュースと言うことはありません。

身の回りにあふれているカタカナ語に注意してください。

 

4 日本の文化や習慣をそのまま英語にしようとするのはやめる

どの国にもそれぞれの文化があり習慣があります。それらを知り、受け入れることはコミュニケーションを上手く取るために重要です。

日本の習慣だとこうだから、英語でもこう言わなければと考えて、それを口にしても、その英語は通じません。なぜなら文化、習慣が存在しないと、その概念すらないのですから。

その国の映画やドラマを観る時、英語の聞き取りだけでなく、どのようにコミュニケーションをとっているかも注意して観るようにすると「つまらないものですが、どうぞ」って英語でなんて言うの?というような質問はなくなるでしょう。

 

5 ‘I can’t speak English’ と言うのは、もうやめる!

もっとグローバル化を体感して下さい。日本人の外国人への態度、特に白人に対するコンプレックスや、よそ者扱いするような態度を見ると、日本はまだ鎖国をしているかのようです。

そしてこの言葉、’I can’t speak English.’

これは完全に相手を遮断してしまい、そう言われたら会話が続けられません。

完璧な英語を話す人だけが、I can~. と言えるのでしょうか?

誰かがその基準を決めたのでしょうか?その基準は何?

今日から、いや、今すぐ、あなたは  ‘I can’t speak English’ と言うのをやめて下さい
 
あなたが、あなたの今の英語力、その間違いだらけの英語に自信を持ち、恥をかき捨てる覚悟が出来た時にこそ初めて、真の交流が始まり、その先には必ず英会話の上達という結果が待っています。

諦めないで!
 
こちらも参考にしてみてください。英語が話せるようになる人の特徴

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