貧乏ワーホリは英語力が伸びない!?3つの理由と対策

1.

貧乏ワーホリは英語力が伸びない理由1:英語を話す必要性がない


経済面でギリギリで渡航するワーホリさんの現状は悲惨です。

僕の知っている女の子は、1年半ワーホリをしたのに全く英語力が伸びませんでした。彼女はお金がなくて、昼間はホームクリーニングの仕事をし、夜は日本人相手の水商売を夜中の2時3時までしていました。


住まいは街中心部の3LKアパート。個室より家賃が安いリビングを4人でシェア。ベッドなしのざこ寝。


ホームクリーニングは地元の一般家庭を掃除する仕事で、韓国人ボスと一緒に車で移動する間だけが唯一英語を話すチャンスでしたが、睡魔には勝てず、車中で爆睡。


お金のない貧乏ワーホリさんは、てっとり早いジャパレスやホームクリーニングなど特に英語力が必要ない仕事をして、生活費やラウンドするお金を稼ごうとします。こういう仕事はもちろん賃金も安いから、長時間労働や掛け持ちもしなくてはなりません。


住む場所も交通費のかからない、便利なcity中心部のアパートの1室を、他の日本人ワーホリと数人でシェアし、家賃の節約をします。同居人が他国の人であっても、お互い朝から夜遅くまで働いているので、ほとんど顔を合わせることはありません。


海外、英語圏に行って、「英語が話せるようになった」というのは、英語を話す必要性に迫られ、カタコトのレベルから意思疎通が出来るレベルにまでなったということ。
ワーホリで海外に住めば英語がペラペラになる、或いは、英語を話す必要性に迫られるか?というと実際はそうでもありません。


対策:

英語圏のほとんどは多国籍です。海外・英語圏に住んでいても、自分から積極的に英語環境に身を置くことが必要です。
憧れの海外生活を楽しみながらも英語力を伸ばす、という目的のために、どの部分は譲れないのかをブレないよう明確にし、結果、どこを妥協するのかを渡航前に考えて準備してください。


2.

貧乏ワーホリは英語力が伸びない理由2:遊びに行けない!


ワーホリさんは、外国人とどうやって知り合っているのでしょう?


よく聞くのは、パブで知り合ったとか、趣味のサークルを通してとか、ホストファミリーの友達とか、1人でも現地の知り合いが出来ると、そこから繋がりが広がっていくようです。


しかし、理由1で紹介したような貧乏ワーホリさんに、パブに行くお金や趣味などしている時間もなく、ましてやホームステイなどという高価な宿に滞在できない。


これは大げさに言ってるのではなく、本当にワーキングホリデーという貴重な時間をジャパレスとアパートの往復だけで過ごし、体を壊して帰国する人が意外に多いのです。


対策:

僕の奥さんは日本人で、僕と知り合う前に2年ほどオーストラリアに留学していました。語学学校で知り合うのは同じく留学生だし、ホームステイもしていなかったので、僕の家族や友達に会うまで、オーストラリア人の習慣など知らないことがたくさんありました。


ネイティブの友達を作って英語を話すことは、英語力を伸ばすためには効果的ですし、現地の人と知り合って、その人達の生活を体験すると、その国の文化や習慣をより深く知ることができます。それって海外に住んでいるからできることですよね。


そして「友達になって、英語を教えてください!」と意気込んでいるうちは、なかなか友達はできないものです。肩の力を抜いて何気なくした会話から意気投合して仲良くなる方が自然で早いです。だからパブで隣にいる人、同じ趣味の話が出来る人などとは友達になりやすいと思います。


ワーホリの目的が英語力を伸ばすことであるなら、ネイティブとたくさん知り合える環境にいるこの機会を最大限活かせるよう、働き詰めにならなくても生活できるくらい金銭には余裕を持って渡航するのが望ましいです。

3.

貧乏ワーホリは英語力が伸びない理由3:語学学校選びの失敗


ワーキングホリデーで渡航して最初の2,3ヶ月は語学学校に通い、英語力を伸ばす予定の人も多いです。
語学学校には色々な国の人が英語を学んでいて、世界各国に友達ができるという利点があります。選び方を間違わなければ・・・。


ワーホリ後に僕の教室に来た生徒さんで、語学学校に行ったけど英語力が伸びなかったと嘆いている男の子がいました。


その生徒さんは渡航前に、city内にある学校で授業料も安い所を探して通うことにしました。
実際その学校に行ってみると、生徒の国籍に大変な偏りがあり、出席もしていない。俗に言う「ビザ取り学校」という所でした。ビザ取り学校は週に1日くらい授業に出ればよいらしいです。さらに先生もネイティブではなかったということです。


当然、学校側は授業の内容など気にしておらず、不満や返金を要求しても取り合ってはもらえず、彼のワーホリ計画や希望が渡航早々、音を立てて崩れたと言っていました。


語学学校選びの対策:

オーストラリアは比較的治安がよいことから留学やワーキングホリデーの人気渡航先です。
また住みやすさでも魅力のある国です。どうしても住みたい、どうしてもビザが欲しいという諸外国人の思いを逆手にとる人間もいることに注意してください。


そして語学学校は、大学やTAFEの付属学校を選ぶことを強くおすすめします。
レベルや授業も細かく別れていますし、色々な国の人と出会えます。キャンパスには現地の学生もいますから、図書館で声をかけたり、イベントなどを通して知り合いになれるチャンスも増えますよ。

まとめ:ワーホリ前に必ずしておくことは、英語と貯金!

ワーホリで英語力を伸ばすためには、ワーホリ前にできるだけ英語力をつけておくこと。
そうすれば、たとえばジャパレスではなくて、現地のカフェで仕事ができる。給料も法律に沿ってもらえるので長時間労働や掛け持ちの必要がなくなります。結果、暇な時間に遊びに行けて、ネイティブの友達もつくりやすいです。

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ワーキングホリデービザはあくまで、ホリデービザであり、就労を主とするためのビザではありません。働くことはほどほどにして休暇を楽しむことを目的にしているビザであると捉えて、渡航前にしっかり準備してください。

 

ギリホリでも遅くない

ワーホリで英語力が飛躍的に伸び、充実した海外生活を経験した方の多くは、20代後半のいわゆる「ギリホリ」の方が多いです。日本で働いていた期間も長いのでお金もそこそこあるし、この歳で会社をやめるからには余程の決意で渡航されるのでしょう。ワーホリで英語力を伸ばすという目的に向かって真剣です。

今までの仕事の経験やスキルを活かして就職先を見つけたり、生涯のパートナーを見つけたりで、現地に住み続ける人も多いのがギリホリの皆さん。

いずれにせよ、準備をしっかりしてチャンスを最大限利用し、充実したワーホリ海外生活を楽しむことで英語力も伸びてくるのだと思います。


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