日本人がよく勘違いする英語「borrow」と「lend」の使い分け

Borrowと Lend の違い

「図書館で本を借りた」と英語で言う場合、以下のどちらを使うと思いますか?

  1. I borrowed this book from the library.
  2. I lent this book from the library.

“borrow”は(誰かから)「借りる」、”lend”は(誰かに)「貸す」、という意味なので、正しい答えは、1の例文になります。2の例文は「図書館から本を貸した。」というおかしな文章です。

 

借りる 英語

 

「borrow」と「lend」の違いと 使い方

では、お金の貸し借りでの例文を見てみましょう。トムがセーラに10ドルお金を借りました。この状況を説明する文章を作ってみましょう。以下の3通りがあります。

  1. Tom borrowed $10 from Sarah.(トムは10ドルセーラから借りました)
  2. Sarah lent Tom $10.(セーラはトムに10ドル貸しました)
  3. Sarah lent $10 to Tom.(セーラは10ドルをトムに貸しました)

主語が「借りる人」か「貸す人」で動詞が変わるのです。

2と3の違いは「借りる人」と「貸す物」が前後しているだけです。人が後の場合はtoがつきます。

 

借りるときの言い方

「10ドル貸してくれる?」という場合にはどうなるのでしょうか?これも主語を「私」か「あなた」どちらにするかで動詞がかわります。

  1. “Can I borrow $10? “  「(私はあなたから)10ドル借りられる?」

  2. “Can you lend me $10?” 「(あなたは私に)10ドル貸してくれる?」

私を主語(主観が私)にすると、動詞は「borrow」=借りる となり、主語を相手(主観が相手)にすると、動詞は「lend」=貸す となります。どちらも正しいのですが、何かを借りる場合は1の「Can I borrow〜?」が一般的によく使われます。

 

借りると貸すの文を構造から見てみましょう。

 

「borrow」借りる

Borrow + something(物)+ from + somebody(人) 「誰々から何々を借りる」

例文

I borrowed a few DVDs from Tom.
トムからDVDを数枚借りました。

Borrow + something(物)+ from + place(場所) 「どこどこで何々を借りる」

例文

I borrowed this computer from school.
学校で(学校から)コンピューターを借りました。

 

「lend」貸す

Lend + something(物)+ to + somebody(人)

Tom lent a few DVDs to me.
トムがDVDを数枚貸してくれました。

Lend + somebody(人)+ something(物)

Tom lent me a few DVDs.
トムがDVDを数枚貸してくれました。

 

「borrow」と「lend」は、以上のことが頭に入っていれば、それほど難しいことはありません。

英語は使って覚えるのが一番! 物を貸したり、借りたりすると、必ず返す時にもう一度言葉を交わすことができるので、友達を作るときにも便利な言葉です。すぐ返せるもの(ペンや消しゴムなどでもOK)で、是非、「borrow」と「lend」で会話を始めてみましょう!

 

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